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2005年5月29日、シネ・リーブル梅田にて、『Zガンダム 星を継ぐ者』舞台挨拶(1回目)を見ることができました。そこで、富野総監督の発言を中心にまとめてみることにしました。
ちなみに舞台挨拶の時間は、だいたい15分間くらいでした。まず司会の方が現れ、前説します。そして、古谷徹、飛田展男、池田秀一、富野由悠季(敬称略)の順で舞台に呼ばれます。舞台での並びは、客席から見て左から、古谷・飛田・富野・池田でした。ちなみにマイクは2本だったので、古谷&飛田・富野&池田で共用です。
(注意)省略あり。また、メモ&聞き取りミスをしている可能性もあり。 以下、敬称略。
自己紹介
- (池田)昨日から来てまして、ちょっと飲み過ぎたシャア・アズナブルです。
- (飛田)カミーユ・ビダンをやらせていただいております、飛田展男です。
- (古谷)シャア(絶叫!!)。あのラストシーンで、きっと今まで金髪が好きだった人も、茶髪が少しは好きになってくれたんではないかと目論んでおります。アムロ・レイ役の古谷徹です。
- (富野)ご覧になったように、20年前皆さんが好きだったΖガンダムを勝手に、こういうようにまとめさせてもらった、富野由悠季です。
質問:映画化したきっかけ
- (富野)皆さんがいてくれたおかげと、あともう1つ問題があります。僕なんかの同じような世代の人にはわからなかったことがありまして、我々より一世代ちょっと若い方が、こういうファンがいるんだよ、こういう仕事をしてくれていいんではないかと背中を押してくれた世代がおります。ただ、まとめる上に、ただのダイジェスト版にするのはイヤだなあというのがありまして、ここ3年くらい、かなり歳なりに考えまして、わかりやすくいえば、暗いΖガンダムを明るいΖガンダムにできないか努力をしました。その結果が、こういう形で皆さん方、どこまで気に入っていただいたか怖いのですが、歳を取った立場として、これで良いのではないかと思ってます。そのことは、皆さんそれぞれが考えていただいて、もし昔のテレビ版をご存じの方には、なぜこういう風にしたのか考えていただきたいし、前のことはまったく知らなくて構いません。そういう方はこんなものがあったらしい、それが20年後にこういう映画になっていることがなんなのかと考えていただけると、とても嬉しいと思いますし、そういうための資料として、こういう風な映画づくりをしてみましたということです。
質問:オーディションについて
- (飛田)最初のころに呼ばれまして、監督に、ほとんどマンツーマン状態で「じゃあ、やってみて」とマイク前で課題のコメントを言って、その場で「それではダメです」とピシっと言われました。
- (富野)あのー、ダメ以前で、彼が緊張して報告しているのは、本当にそうで、キャスティングは基本的に変えようと思って臨みました。1つには、役者を信じてないのではなくて、20年前のイメージを残したまま仕事にかかられたら、皆さんがご覧になったようなフィーリングのカミーユにならないと演出家としてわかっていることでした。彼が演じわけができないレベルの役者だったら、もっと新人のピチピチしたのもいるわけですし、僕の好きな男の子もいるでしょうし、というようなことを本当に考えて上でやりました。オーディションという形で呼んだわけです。ただ、当然前にやった役者でしたので、第1番目にオーディションに受けてくれということがこちらからの礼儀だろうと対処しました。基本的にオーディションの結果が出るまでは、2番手、3番手を考えておりました。そういう状況があって、こういう風にまとまったというのがあるので、だらしがなくないキチンとしたものに仕上がったと思っています。そういう意味では頑張ってくれました。
- (飛田)ありがとうございます(場内拍手)。「一応、あなたにやってもらうけど」、当日、結構、オーディションからアフレコまで間があったんです。「もしまた当日、聞いてダメだと思ったら、そこでまたカッてことがあるから、覚悟しておくように」と言われました。しっかりそこは、釘をさされました。状況はシビアでしたから、緊迫感がうまい具合に役の緊張感になったのではないかなと。
最後に
- (古谷)・・・中略・・・。最後に皆さんにお願いがあるんですけど、本日、お楽しみの、第2部の、前売り券が、発売に、なって、おります。1300円でございます(場内爆笑)。今なら、3枚セットのしおりもついております。その3枚セットのしおりも、実は2パターンありまして、モビルースーツとキャラクターバージョンがありまして、できましたら両方お買い求めいただきたいなあという風に思っております(場内拍手)。ぜひ皆さんに『星に貢ぐもの』になっていただきたい。お願いします。
- (富野)ありがとうございます。と同時に、僕の方からのご挨拶というよりお礼でございます。昨日、今日という盛況のうちに幕を開けることができました。かといって、まだ第三部までつくりおおせるだけの動員がかかっているということに関しては、営業サイドからイジメられておりまして、そういう意味では皆様方のご支援をもう少しいただきたい。と同時に大事なことは、自分自身のいましめですが、そういう期待に応えるためにどういう風にまとめていくのか。それから20年という時間をおいて、つくる意味があったものにしなければならないという意味でのプレッシャーを感じております。そういうものにも負けないように、だけれども少しは皆様方のご支援をいただきたかった。こういう形で今日、皆様方のお顔を拝見させていただいて、本当に嬉しく思っております。今後ともよろしくお願いします。本当に今日、ご足労いただいてありがとうございました(場内拍手)。
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